【第99回天皇杯 3回戦】ヴィアティン三重に2点差を追いつかれるも延長PK制した長崎が辛勝

2019年8月14日(水)天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権 3回戦が行われ、V・ファーレン長崎はトランスコスモススタジアム長崎でJFLのヴィアティン三重と対戦。
長崎は前半、新里 涼とイ ジョンホのゴールで2点リードするも、セットプレーから2失点を許し、前半のうちに同点に追いつかれてしまう。その後もお互い決定機を迎えながらも無得点のまま、延長戦へ突入。延長戦でも両者得点を奪えずPK戦へともつれこんだが、三重の3人目のキッカーのシュートを富澤がセーブ。長崎はキッカー全員が成功し、辛勝ながらも4回戦進出を決めた。

RESULTS – 天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権 3回戦 vs ヴィアティン三重


週末にもリーグ戦を控える長崎はシステムもこれまで通りの4-4-2だが、選手の配置をアレンジ。本来ボランチの黒木 聖仁をセンターバックに置き、同じく本職はボランチの新里 涼を右サイドハーフで起用。また10日(土)に行われたJ2 第27節 琉球戦で復帰した米田 隼也が右サイドバックに入った。

長崎は前半14分、翁長 聖の左サイドからのクロスをイ ジョンホがオーバーヘッドで狙うが、シュートは枠外へ。リーグ戦では3連敗中と停滞感ただようチーム状況の長崎だが、この日は結果を残してやろうという姿勢が序盤からプレーにあらわれていた。
その長崎が先にスコアを動かす。前半21分、長谷川 悠からのリターンパスを受けた新里が抜け出すと、キーパーの頭上を狙ったループシュートを華麗に決めて先制。前半29分にはカウンターから米田 隼也のクロスをイ ジョンホがヘディングシュートで押し込み、追加点を挙げる。

2点をリードした長崎だったがリーグ戦同様、課題である守備の不安を露呈。前半43分、コーナーキックから塩谷 仁に決められて1点を返されると、直後の前半47分にも今度はセットプレーから平信 翔太にクロス気味のシュートがそのままゴールへと吸い込まれ、2-2の同点となる。

前半のうちに早くも追いつかれた長崎。後半に入っても勝ち越し点を取れる気配はなく、逆に三重に押し込まれる場面をつくられてしまう。後半終了間際には三重の波状攻撃を浴びるも、スコアは動かずまたも延長戦へと突入。
延長に入ると長崎は足をつったイ ジョンホに代えて大竹 洋平を投入。フォワードを削って1トップにし、新里をボランチへと下げて中盤を厚くした構成に変更。延長後半5分には負傷交代となった米田 隼也に代えて亀川 諒史を投入。亀川はスピードを生かしたプレーで相手ゴールに迫るも得点には至らず、同点のまま試合はついにPK戦へもつれこむ。

後攻の長崎は1人目の黒木、2人目の大竹が成功し、迎えた三重の3人目。キッカーを務めた平信が放ったシュートを富澤 雅也がコースを読んでナイスセーブ。続く長崎は3人目の吉岡 雅和、4人目の亀川、5人目の島田がいずれも成功し、4-5で長崎が勝利。延長120分の激闘を制した長崎が4回戦進出を決めた。