【第99回天皇杯 4回戦】手倉森監督の古巣 仙台に勝利しクラブ初のベスト8進出を決める

2019年9月18日(水) 天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権 4回戦が行われ、V・ファーレン長崎はトランスコスモススタジアム長崎でJ1のベガルタ仙台と対戦。
前半から相手を上回る出足でペースを握った長崎は、後半2分に畑 潤基のゴールで先制。終了間際の後半41分に仙台のハモン ロペスにゴールを決められて一度は同点とされるが、直後の後半42分に長谷川 悠が決勝点となる勝ち越しゴールを決め、2-1で長崎が勝利。クラブ史上初となるベスト8進出を決めた。

RESULTS – 天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権 ラウンド16 vs ベガルタ仙台


週末にJ2リーグ戦を控える長崎は控え選手中心の布陣となったが、ベンチには主力の呉屋 大翔、大竹 洋平らを据えた構成に。一方、J1の仙台はヤクブ スウォビィクやシマオ マテなど主力選手を含めたメンバーを起用してきた。

普段リーグ戦で試合に出られない鬱憤を晴らすかのように積極的なプレーで、前半からペースを握ったのは長崎。前半4分に島田 譲のミドルシュートで攻撃の口火を切ると、前半8分には吉岡 雅和がミドルシュートを放つが惜しくもクロスバーに嫌われてしまう。
そして前半36分には、畑が遠い距離からキーパーの意表を突いたロングシュートを思い切りよく放つが、キーパーのスウォビィクが手ではじいてセーブ。負けたら終わりのトーナメント戦らしい緊張感のあるゲーム展開で前半はスコアレスに終わる。

エンドが変わった後半。長崎は立ち上がりの後半2分、細かいパスでの崩しから長谷川が右サイドを突破すると、柔らかいクロスを畑へ送り込む。畑はクロスを胸で収めると左足を振りぬいてゴールネットを揺らし、長崎が先制に成功する。

1点を追う立場となった仙台は、ハモン ロペス、長沢 駿と個の力で脅威を持つFWを立て続けに投入。仙台の猛攻をゼロで耐え抜いていた長崎だったが、終了間際の後半41分に蜂須賀 孝治のクロスを受けたハモン ロペスに同点ゴールを決められてしまう。

天皇杯3戦続けてとなる延長戦への突入が一瞬脳裏をよぎったが、この試合前線からの守備でも奮闘していた長谷川がチームの救世主となる。後半42分、クロスからの折り返しで相手ディフェンスを揺さぶると、ボールを受けた長谷川がゴールへと叩き込んで長崎が勝ち越し。

再び一点差とされた仙台も最後まで果敢に攻めたが、長崎がこのまま2-1で逃げ切って劇的勝利を飾った。クラブ初のベスト8進出を決めた長崎は、10月23日(水)にJ2のヴァンフォーレ甲府と対戦することになった。