【2019 J2 第37節】前半シュート数0の長崎 アウェイで岡山に敗れJ1昇格はほぼ絶望的に

2019年10月20日(日) 明治安田生命J2リーグ 第37節 ファジアーノ岡山 対 V・ファーレン長崎。勝ち点53で10位の長崎は、勝ち点57で9位の岡山とアウェイで対戦。パスの精度が乏しく前線までボールを運べない長崎は前半まさかのシュート数0。一方の岡山は、前半13分 MF 上田 康太の直接フリーキックで先制すると、前半28分にも追加点を挙げて試合を優位に進める。長崎も後半、選手交代から攻撃のリズムが生まれて後半24分 FW 玉田 圭司のゴールで反撃するも、あと1点が遠く2-1で敗れリーグ戦2連敗となった。

2019明治安田生命J2リーグ 第37節
16:00キックオフ / シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 2-1 V・ファーレン長崎

戦評
プレーオフ圏内を目指す両チームの意地と意地がぶつかる好ゲームとなった。前半は岡山がペースを握る。長崎のシュートを0に封じ込め、前線の選手が攻守で躍動。良い時間帯にFKから先制点を奪うと、仲間を中心に厚みのある波状攻撃を仕掛け、前半28分に効果的な追加点を奪うことに成功する。しかし、後半は一転して耐える時間が続く。長崎の選手交代がうまくはまり、途中出場の米田に何度も右サイドを切り裂かれる展開に。それでも、一森を筆頭に水際で踏ん張り、1点差で勝利。薄氷を踏む思いで勝点3を積み、昇格への夢をつないだ。
Jリーグ – J2 第37節 ファジアーノ岡山 vs. V・ファーレン長崎 – 試合経過 – スポーツナビ


芝の張り替えにより練習場が使えず、山口で3日間トレーニングをして岡山に入った長崎は、GK 徳重 健太、DF 高杉 亮太が復帰。徳重は8試合ぶり、高杉は11試合ぶりのスタメンとなった。対する岡山は、ここまで18得点を記録している元長崎の FW イ ヨンジェが出場した。

試合は前半から岡山ペースで進む。前半13分、MF カイオ セザールのファウルによりペナルティエリア手前でセットプレーを獲得した岡山。壁を作りキーパーの視界を遮ると、上田が左足で直接フリーキックを沈めて先制する。
前半16分には岡山が波状攻撃を仕掛け、最後は赤嶺が合わせてシュートを放つがここは枠の上に外れてしまう。

前半28分、サイドでの揺さぶりから右サイドを進入した増谷 幸祐がクロス。クロスボールが流れたところを仲間 隼斗が胸でのコントロールからからボレーで合わせ、岡山が追加点を挙げる。
2-0とリードを広げた岡山は、前半30分にもイ ヨンジェがゴールに迫るもここは守護神の徳重がファインセーブでしのぎ、前半を2-0で折り返す。

パスの繋ぎでの精度が悪く前半シュート数0だった長崎だが、選手交代から持ち直していく。プレーで試合の流れを変えたのは途中交代で右サイドバックに入った米田 隼也。後半12分、MF 大竹 洋平からのパスを受けた米田が折り返したボールを、FW 呉屋 大翔が狙うもディフェンスに阻まれて惜しくもゴールとはならず。

しかし後半23分、MF 澤田 崇のクロスをこちらも途中出場で入った MF 吉岡 雅和が頭で折り返すと、FW 玉田 圭司が押し込み押されていた長崎がついに1点を取り返すことに成功。
米田、吉岡の投入で流れを取り戻した長崎は後半28分、米田がカットインから左足を振りぬきブレる軌道のミドルシュートを放つが、相手キーパーに足で防がれてしまう。

後半38分には最後の交代カードとして FW ビクトル イバルボを投入するが、あと一歩及ばず試合は2-1で終了。プレーオフ圏内を目指す直接対決で敗れた長崎は、これによりJ2優勝の可能性が消滅。J1昇格もさらに厳しい状況となった。